30代女性、正社員の時に借りた50万円を返済できずに取った行動とは

正社員として仕事をしていた時に、銀行のカードローンを利用して20万円借りました。

金利は銀行ですので13パーセント程度で、目的は買い物と旅行でした。その後何度かそのカードローンを利用し、気づいたときには50万円の債務がありましたが、そのうち完済する予定でした。

その会社には10年ほど勤めていて、かなり責任のある仕事をまかされており、家を買おうかなとも考えていました。

しかしそれから1年ほど経って、会社の経営状況が悪化し、人員整理が行われることになりました。

私はグループ企業の同じ部門に行くことになりましたが、収入はそれまでよりも減り、そのためボーナスもかなり少なくなりました。本当はその分でカードローンの返済をしようとしていたのですが、とても金額が足りません。

そのためカードローンを利用している銀行へ行き、返済方法を変えてもらうことにしました。

それで何とか返済を行い、あと10万円で返済できるところまで来ました。

しかしその後、今度は親会社が吸収合併かという噂も立ち始め、私としてもこれ以上収入が減ると困るので、アルバイトでもしようかと、求人サイトに登録することにしました。

ただし普段正社員として仕事をしていると、空き時間を利用したアルバイトはなかなか難しいものです。

そして何よりもまず、私は借金の残り10万円を返済しなければなりません。

仕方ないので前の会社、つまりグループ企業に移る前の職場で、親しかった先輩に泣きつきました。

無論、お金を借りていることも話しました、するとその人は、かつて自分の取引先だった会社を紹介してくれて、そこに行ってみればどうかと勧めてくれました。

さっそくそこで面接を受けたところ、好感を持たれたようで、その翌月から出社することになりました。そこは前の会社同様の収入があり、何とかそれで完済することができました。むろん、これだけの会社を紹介してくれた先輩にはお礼の手紙を出しておきました。

今は新しい職場にも慣れて借金も返済でき、毎日が充実しています。